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タクシー強盗(勾留後、受任し不起訴処分)

勾留後受任→結果:不起訴処分

 

事案の概要

Aさんは酒を飲んだ後タクシーで帰宅し自宅前でタクシー料金を払おうとした際財布を持っていないことに気づきました。そのためタクシー運転手と口論となり酒に酔った勢いで自宅近くにあった刃物を振り回したためタクシー運転手に通報され逮捕されてしまいました。
 
Aさんは酒に酔っていたこととはいえ大変なことをしてしまったと反省し被害者へ謝罪し示談することを強く望んでいました。またAさんは2年前に別の罪で裁判を受け執行猶予中であったことからこの事件で強盗罪として起訴されて有罪となってしまった場合実刑判決が下され猶予中の前の刑と合わせ長期間服役をしなければならなくなるため起訴されることを避ける必要がありました。
 

弁護活動

受任後直ちに被害者であるタクシー運転手に謝罪し慰謝料等を支払って示談を成立させました。またもう1人の被害者であるタクシー会社にも謝罪し免れたタクシー料金を支払い示談を成立させました。これらの示談の成立と本人の反省状況などを検察官に対して報告したうえ不起訴処分とするよう働きかけました。

弁護士コメント

執行猶予中の場合には正式に起訴されて有罪判決がくだされるとほとんどの場合実刑となり執行猶予となっていた刑と合わせて長期間服役しなければならなくなります。ですからこの場合起訴されるか否かで大きく明暗が分かれるのです。起訴を避けるため早い段階から弁護人を選任し被害者との示談を取り付け反省を示すなど積極的に活動をしていくことが必要です。

 

当事務所の強盗解決事例

タクシー強盗(勾留後、受任し不起訴処分)
 

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